3月30日にMapboxの衛星データ改善版がリリースされました。
主な変更点として・・・
・ズームレベル8〜12の衛星データを改善
┗従来はLandsatの画像を使っていたようですが、ズームレベル13~18で利用していた高解像度Maxar’s Vividなど様々な画像ソースを活用する事で見た目の改善を図ったようです。
▼活用画像ソースの分類
・シームレスズームと3D地形
┗Landsat画像を排除した事で、ズーム時のソースがシンプルになり、スムーズな動作になったようです。
水平方向に向かって詳細レベルのタイルを読み込む事で違和感を排除したようです。
・データ更新と色彩・解像度の向上
┗すべての衛星画像を2年以内の物に更新し、色彩及びコントラストの調整を行ったようです。
また、雲などの情報を取り除く事でより見やすい画像になりました。
・・・いろいろな改良が施されたようですが、どうしてもGoogleMapsと比較してしまいます。
東京のデータで確認したのですが、中解像度についての向上は見られますが、高解像度の画像については更新がされていない様でした。(実際、高解像度の更新についての言及はありません。)
今回のデータ更新は歓迎されるものですが、サテライトタイルについてもGoogleMapsをキャッチアップしてもらいたいですね。
■参照記事:30+ METER IMAGERY UPDATE: IMPROVED RECENCY, COLOR, AND RESOLUTION FOR SEAMLESS 3D TERRAIN