2022年9月に発表されたGoogle Maps Platform Routes APIのプレビュー版が、3月8日に正式版としてリリースされました。
Googleブログの情報によるとRoutes APIは Directions API と Distance Matrix API の拡張バージョンであり、両APIを1つのサービスに統合することで、より有益で柔軟なルートをユーザーに提供できるようになります。
なお、Routes APIは以下の機能を提供しています。
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二輪車(オートバイ)用ルート(※日本未対応)
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ルートの費用をより正確に算出するための通行料金データ(※日本未対応)
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ルートの各区間のリアルタイムの交通情報
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地点に通過地点と停止地点のいずれかを選択可能
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レイテンシを低減するためのきめ細かいコントロール
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環境に優しいルート選択(年内に提供開始予定)
・・・通行料金データについては日本でも要望が強いと思われますが、ETCによる割引計算が複雑でネックになっているんでしょうね。
早期の導入が期待されます。
【リリースノート】
https://developers.google.com/maps/documentation/routes/release-notes
【利用料金】
利用料金についてはBasic, AdvancedとPreferredといった3つのモードがあります。
それぞれのモードの条件と単価について以下の資料をご確認ください。
https://developers.google.com/maps/documentation/routes/usage-and-billing