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厳しいベトナム政府のCOVID-19対策とグループのテレワーク対応

世界中で猛威をふるっているCOVID19・コロナウィルスですが、ベトナムではこれまでに53名の感染者と非常に少ない数字となっております。
これはベトナム政府による非常に厳格なコロナウィルス対策による事が大きいと思っております。
日本ではなかなか知られていないベトナムの状況ですが、当社グループ社員を通しわかってきた事と当社グループでの対策についてお知らせいたします。

ベトナム政府の対応

▼ベトナム政府はこれまでの対応に加え、新たに下記の処置を通知しました。

  1. 英国又はシェンゲン領域の各国から来た、又は過去14日以内にそれらの国を通過したことのある,すべての外国人(外国のパスポートを保有するベトナム人を含む。)の,ベトナムへの入国を一時停止する。
  2. 外国人に対する到着ビザ発給を,一時停止する。
  3. 上記(1)及び(2)の措置は,2020年3月15日12時00分(正午)から2020年4月15日まで適用される。ただし,外交及び公用パスポート保持者には適用されない。
  4. (当館注:シュンゲン領域の各国は,アイスランド,イタリア,エストニア,オーストリア,オランダ,ギリシャ,スイス,スウェーデン,スペイン,スロバキア,スロベニア,チェコ,デンマーク,ドイツ,ノルウェー,ハンガリー,フィンランド,フランス,ベルギー,ポーランド,ポルトガル,マルタ,ラトビア,リトアニア,ルクセンブルク,リヒテンシュタインの26の国の領域です。)

▼ベトナム政府におけるコロナウィルス感染者の定義

ベトナム政府のCOVID-19定義

全く判らないとおもいますが、

    ■感染者と接触者の定義と規定は下記の通りとなっております。

  • F0:新型コロナウィルス発症者 ⇒ マスクの着用・指定場所に隔離
  • F1:新型コロナウィルス発症者と濃厚接触者 ⇒ マスクの着用・指定場所に隔離
  • F2:濃厚接触者(F1)と接触(閉塞空間で会話など)が有った人 ⇒ マスクの着用・指定場所または自宅で隔離
  • F3:濃厚接触者(F2)と接触が有った人 ⇒ マスクの着用・自宅で隔離
  • F4:濃厚接触者(F3)と接触が有った人 ⇒ マスクの着用・自宅で隔離
  • F5:濃厚接触者(F4)と接触が有った人 ⇒ マスクの着用・自宅で隔離(この辺はよくわかりません。。。)

※重要な事はF2をキーポイントとし、そこから隔離指示が出る事です。

当社グループ及びパートナーのメンバー体験談

▼ハノイのパートナー企業のAさん
ハノイのAさんはF2の方と同じマンションに住み、廊下ですれ違ったときに少し会話したため、F3として認定されました。
結果としてはF2の方から電話をもらい、自宅で隔離することになりました。
本人の健康は異常なしですが、これから毎日2回体温を測定し報告する事になりました。
⇒咳もなく体温も36.5度前後で推移している為、状況をみております。

▼ホーチミンのグループ企業のBさん
同じ敷地で違う建物のマンションで感染者が出たため、14日の朝からマンションの全員(約1000名)を隔離しました。
感染者が入っているA棟に関しては全員検査されることになりますが、B棟に入っているBさんたちは検査されませんが、まだ解放されませんでした。もしかしたら14日間隔離される可能性あるそうです。
現在、マンション前にゲートが設置され、出入り禁止となっています。
また、食事はホーチミン市からしばらく支給されるそうです。

グループでの対応方針

緊急状態に備えて、弊社ではリモート作業用環境(VPN、セキュリティ対策)、連絡体制・報告ライン等を整備し、社員がテレワーク出来るように準備しており、お客様の案件対応・業務が継続できるように最大限の努力をしております。
また、現時点では影響ある事案・案件は発生しておりませんが、個別の事案・案件につきまして影響が確認される場合になった場合には対応策含めましてエスカレーションを直ちにいたします。

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