外国人技能実習制度とは・・・
日本で培われた技能、技術又は知識の開発途上地域等への移転を図り、当該開発途上地域等の経済発展を担う「人づくり」に寄与するという、国際協力の推進です・・・
・詳細はこちら:公益財団法人国際人材協力機構
しかしながら、その様な崇高な目的があるにも関わらず、現実には低賃金で長時間の労働を強いる様な違法な企業が後を絶たないのも事実です。
最近ではコロナの影響もあり、契約期間の途中であるにも関わらず契約を強制解除された研修生が犯罪を起こした事もニュースになりました。
当社でもこの様な報道に非常に憂慮をしています。
※ベトナムは親日国と言われており、実際に日本に対し良い印象を持っている方々がたくさんいらっしゃいます。当社もこういった背景を基に一緒に仕事をしておりますが、この様な事件が多発すると日本に対しての印象がどんどん悪くなってくると思われ、将来の禍根を残すことになってしまいます。短期的な利益の為に日本というブランドを毀損し続ける様な制度はマイナスしかありません。受け入れ企業の責任強化など制度の大幅な刷新が必須です。
そういった中で新たに「外国人技能実習制度 違反企業マップ」というのがリリースされました。
実際に見てみると、いきなりGoogleMapsのPVを超えてしまったようで、地図はグレーアウトしてしまっていますが…
実際にクリックをしていくと、どういった理由で違反となったかが表示されます。
まずは広報に載っていた物なのでしょうが、投稿も受け付けている様なので今後内部告発的な物もアップされるかもしれませんね。
個人的には、制度を悪用している企業は、どんどん情報公開をされるべきで、そういった企業とは付き合いをしない等の動きをとっていくべきだと思います。
少しでも制度を悪用している企業が減る事を祈っております。
外国人技能実習制度 違反企業マップはこちら